PPK(ポスト処理キネマティック)

携帯電話が通じない地域で後処理にてVRS測位を行いたいような場合に威力を発揮します。
飛行中、UAVは搭載GNSSユニットに基づいて各画像にジオタグを追加します。
同時に地上側では基地局(GNSS受信機、エアロコントローラ、電子基準点など)のGNSSデータが記録されます。
飛行終了後、これら二つのGNSSデータは、画像のタイムスタンプによってマッチングされます。
その後、PPK解析結果に基づいて画像のジオタグは、より高精度の座標へ更新されます。
一連のステップは後処理ですので、UAV~基準局間の通信を行うことなくデータを収集することができます。
通信環境や通信距離によるデータ欠損が発生しませんので、信頼性のある測位が可能です。